2019-05-15 第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
○義家委員 私の勤務していたのは、北海道の余市というところにある、全国から中退生、不登校生が集う私立高校でしたけれども、科は普通科なんです。しかし、明確なスクールポリシーを示して、全国で中退生、不登校、あるいはいろいろな悩みを抱えながら挫折した者たちを地域ぐるみで受け入れて、そして自己肯定感を取り戻して、みずからの人生を考え、成長していく、やり直しの場所である。
○義家委員 私の勤務していたのは、北海道の余市というところにある、全国から中退生、不登校生が集う私立高校でしたけれども、科は普通科なんです。しかし、明確なスクールポリシーを示して、全国で中退生、不登校、あるいはいろいろな悩みを抱えながら挫折した者たちを地域ぐるみで受け入れて、そして自己肯定感を取り戻して、みずからの人生を考え、成長していく、やり直しの場所である。
私は全国から中退生、不登校生が集まってくる学校で教師をしておりましたけれども、親の理解のおかげで僕たちはやり直しをかけることができた、親が無理して一生懸命学校に送ってくれたおかげで今この人生があると、卒業式でみんな涙をしたものであります。
また、私、先ほども申し上げましたが、全国から中退生、不登校生が集う北の小さな学校で働いていたんですけれども、かわいそうなことが起きたんですよ。やり直しをかけて編入した、でも、通算三十六カ月を超えると学費を払わなきゃいけない。同じようにやり直しの中で補助が出ている者と学費が変わってきてしまうんですね。
その上で、私は、全国から中退生、不登校生が集まってくる学校で教師としてずっと勤務をしてきて、大阪からもたくさんの生徒たちが来ていました。赤林参考人の話と実は重なるわけですけれども、私自身、まず、高校とはどのような責任を持って、そして進学した子供たちはどういう責任を負うか。
○義家弘介君 先ほども申し上げましたが、私は全国から中退生、不登校生が集ってくる学校で教師をしていたわけですが、実は、前の学校がどこどこで、何年何月から何日、その前の学校がどこどこで、それから単位認定する場合、前の学校から本当に修得しているのかしていないのか、学校間のやり取りが物すごくあったんですよね。
○義家弘介君 私は、全国から中退生、不登校生が集まってくる学校で、これは自分の母校でもありますけど、教員をしてまいりました。あの学校でこの制度が始まると、まず非常に大変になるのが担任の事務作業であります。
全国から中退生、不登校生が集まってきて、やり直しを掛けるという高校で、そこは私の母校でもありますけれども、勤務してまいりました。その折に、すごく強く感じていたことがあります。彼らは非常に真っ当な感覚を持った、可能性を秘めた一人一人の子供たちでした。
実は、細かいことでございますが、私は、「高校の生活があわなかった」というこの質問、「が」という、生活が私に合わなかったという考え方と、高校の生活にあなたが、中退生が合わなかったという考え方とには微妙な違いが既にあるのではないかというふうに思うわけです。主体が何か、主体が学校なのか、主体が生徒なのかということ。アンケート調査は、学校が生徒に合わなかった、こういう聞き方をしているわけでございます。
そこで、関連してお尋ねをいたしますが、この十二万人の中途退学の高校生諸君、高校中退したのだから高校生とは言えないか、高校中退生諸君十二万人という数字が出ておるのですが、きょうは地域改善対策室長も来ておられますし、また文部省の関係でも私はこのくらいのことは数字でつかんでおかなければならぬと思いますが、同和地区の高校生の中退率、全国的な平均と比べてどういう状況にあるか。
これは昭和六十一年の統計でございますが、例えば五十六年の四九%から徐々にふえてきておりますので、中学校卒業生がふえてきているということ、それから高校中退生が二四・五%でございまして、これは例えば昭和五十六年は三四%でございましたのがだんだん減ってきまして二四・五%にきているということ、したがって、学歴的には低下してきているということが言えようかと存じます。
なお、彼らの身分でございますが、大阪市立大の中退生一人が含まれておりますけれども、あとは全員大阪市立大の学生でございます。
○有島委員 私の伺いましたのは、柴田さんが日経連の代表として来ていらっしゃると私は思っているのですけれども、卒業生と中退生と実力や能力の上で差別を立てる根拠というものは、今後はいままでよりもずっと薄くなる、そういう方向に進んでいる、そういうふうに私はいまのお話から受け取ってよろしいかどうか。
昨日も各日刊紙でごらんになったと思いますが、都内における高校生、中学生あるいは高校の中退生など十四歳から十八歳までの非行少年のグループが、日本刀を持って通学する生徒をおどし上げて金品を強奪するという事件が大々的に報道せられたのであります。そこでこの種の傾向は近時著しく増大しつつあるということはあまりにも顕著なことで、実に今日的な重要課題の最たるものではないかとさえ考えます。